小川山クライミングキャンプ

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山の朝は早い。6時半起床です。テントに降りた朝露が凍ってキラキラしてます。朝食はユウさんの田舎(山形)の郷土料理「ひっぱりうどん」。みんな立ち食いなのは、寒くてじっとしていられないから。

腹ごしらえをしてさっそく出発!今日もお天気最高~♪ 昨日よりあったかいぞ◎

初心者向けのルートがたくさんある『八幡沢左岸スラブ』へ到着すると人がいっぱい!しまった、先を越された!岩場は早い者勝ちなのです…。

でも大丈夫。ユウさんはプロのガイドだもの、いろんな岩場を知ってます。「じゃあ『ガマスラブ』へ行こう!」。山道を登り『ガマスラブ』に到着すると【立入禁止・登攀禁止】の札が…!台風で周りの木が根こそぎ倒れて危険地帯と化していました。ひえ~。

だ、大丈夫です。ユウさんはプロなのです。「この上の岩場も初心者向きだし結構面白いよ」ということで、『ガマスラブ周辺の岩場』へ行きました。


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⑤ ケロヨ~ン(5.7)

ウォーミングアップのはずなのに、スタートから中段までがめちゃ難しい。のっぺりした岩のちょっとしたスローパーで立ち上がらなきゃならない不安といったら…。泣きそうになります。でも信じて立つと、立てるんだよなぁ これが。不思議です。

ここでハプニング発生!台風の影響でもろくなっていたのでしょうか、吉原さんが足をかけた岩(ホームベースくらいの大きさ)がいきなり落下。ビレイをしている稲葉さん目がけて落ちていきます。

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危ない!
心臓がドキンとして、世界がスローモーションになりました…。

大きな音をたてながら落ちる岩。直撃したら命はないです。真っすぐ稲葉さんに向かって行く…。あぁ…!

声も出ない、身体も硬直、呼吸も心臓も止まってしまったかようなキヨコとは別に、稲葉さんは冷静でした。岩の動きをよく見てギリギリで身をかわして セーーーフ!。あぁ、良かった!稲葉さんナイスです!

ごく稀ですが、自然の岩ではこういうことがあります。気を付けましょうね。本当に。


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⑥ ハート&ソウル(5.10a)

スラブとクラックが融合した、刺激的なルート。1本目のクラックをがっちり掴んで上がっていくと、弓状の2本目のクラックがお出迎え。こいつが浅くて細くて持ちにくい!「無理だ!こいつは使わずに行こう」とクラックの左のスラブに出ると、そこは前日に登った「小川山物語」を彷彿させるエリア。微妙な凹凸と岩のザラザラだけを頼りに2・3歩上がれば、恋しかったガバに出会えます。

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⑦ 門番の娘(5.9)

短いながらスラブのスリルを堪能できるルート。岩のザラザラを信じてスメアで登るしかありません。怖くて腰が引けちゃいます。でもゴールまですぐだから「がんばろう」という気持ちになります。

『ガマスラブ周辺の岩場』を満喫したので、午後は『リバーサイド』エリアに移動することにしました。山を下り、川を渡り、急斜面を登ると森の中に岩場が現れます。

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⑧ ブラック・シープ(5.9+)

下部はスラブ、中段バンド、上部はフェイスという手強くも人気の有名ルート。登っていくうちにシーンがどんどん変わっていくのが面白いのだけど、いつまでたっても気を抜ける場所が現れないので めちゃ疲れます。行けども行けども「ウソでしょ…」「マジかよ…」な場面ばかり。「やったぁ、もうすぐゴールだ!」と感じても油断しちゃダメ。ゴールの直前にもう1個「マジかよ」が待ってます。

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⑨ アウト・オブ・バランス(5.9)

スタートからゴールまでクラックが1本 ビシっと入ったインスタ映えしそうなルート。なのに写真撮り忘れたー。。。快適なクラックを楽しく登っていくと、途中からクラックが甘くなってきて「そうだよな、世の中そんなに甘くないよな」と思い知らされます。ゴール前も横着せずに丁寧にね!


夕方、陽光が届かなくなったところでクライミング終了。あぁ、楽しかった!2日間で9本も登れました◎ 時期が遅かったため寒すぎるんじゃないかと心配してましたが、奇跡的なポカポカ陽気に救われました。みなさん楽しそうに(でも必死に)登ってくれて嬉しかったです◎

カメロの魅力は何といってもユウさん。プロの山岳ガイドがいるジムなんて他にないですよ!これからもユウさんガイドでみなさんをどんどん外の岩場にお誘いしていきたいと思います。お楽しみに!

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