外岩イベント『カメロック』2019小川山クライミング&キャンプ①

2019 カメロック小川山(クライミング&キャンプ)①

5/18・19に『第2回小川山クライミングキャンプ』に行ってきました! 天気良し◎ 気候良し◎ これは楽しい旅になりそうな予感~♪ しかし!ハプニングは旅の直前に起きるのです。

6:30拝島駅ロータリーに集合。ユウさんの運転で向かいます。あと3分で到着というその時「ボキッ!」。ウィンカーのレバーが折れた…。

ウィンカーが「左折」から戻らなくなってしまいました。え…、どうすんの? ずっと左折表示で走るの? 右折したいとき どうすんの?

とりあえずハザードを出しながらゆっくりロータリーへ向かい、みんなと合流。

さて、どうしましょうか…。

知恵を出し合い、とりあえず左の方向指示器の電球を外すことに。これで左折表示は消えました。車体側面のウィンカーはテーピングで×印。右折をしたいときはハザードを出せばOK。左折したいときは手信号。うん、これで大丈夫。よし出発だ!

方向指示器は電球を外したからいいけど、運転席の左折ランプは光ったまま。そのチカチカ音をずっと聞きながらのドライブとなりました。

廻り目平キャンプ場は程良い混み具合。テントを張る場所を決めたら、さっそく岩場へ。今日は「そらまめスラブ」という岩を登ります。


① 生木が倒れたよ(5.9)
ウォーミングアップのはずなのに簡単じゃない!ゴール手前で身動き取れない状態になります。持てるホールドはナシ。ほんのわずかな膨らみに足をかけて立ち上がらなくてはいけない状況。そうだ、そうだった…、小川山のスラブってこうなんだった…。やや後悔のような不思議な気持ちになりました。


② 三色すみれ(5.10a)
「生木が倒れたよ」の右隣のルート。2本目だからか、こっちの方が簡単に感じました。が、ホールドが微小なのは一緒。「あーもう、なんだよ、こんなんばっかりかーい」と、2本目にしてジムのガバが恋しくなりました。


③ マイルドタジヤン(5.8)
これは本当にほっとする、優しさ感じる和みルート。せっかくなのでリードの練習をしました。ユウさん、ウォーミングアップはこういう易しいのでお願いします。クライミングの楽しさを実感。やっぱり登るのって楽しいなー。


④ ワイルドタジヤン(5.10c)
本日のメインディッシュ。スラブの絶妙で難解なバランス使いを存分に味わえる一品。横から見るとすごくなだらかな岩なのに、登り始めると垂壁に感じて足が信用できなくなります。ずり落ちの恐怖を乗り越えて信じて立ち込むのだ!…って、わかっちゃいるけど やっぱ怖い。地上1メートルからなかなか進めず、全員大苦戦しました。スラブって奥が深いなぁ◎


⑤ 甘食(5.10b)
ミニハングを超えるところが核心。核心を超えるとスラブが待ってます。はぁ~またスラブかぁ…。スラブはハラハラドキドキが半端ないのでメンタルに疲れが来るんですよね…。「はいはい、わかってますよ、この微妙な段差で立ち上がれってことでしょ?」と、心の中の独り言が多くなってきました。


⑥ ソラマメハング(5.10c)
本日のラスト課題。疲れがピークのこのタイミングで なぜか どっかぶり。カチでのハング越えがパワフルで唸り声が出てしまいます。きついよ~。もう前腕がパンパン。でもハングを超えたらガバが待ってます。


帰り道は薪を拾いながら。できるだけたくさん拾ってね!細いとすぐ燃え尽きちゃうから、太いのをお願いします!帰り道は薪を拾いながら。できるだけたくさん拾ってね!細いとすぐ燃え尽きちゃうから、太いのをお願いします!

陽が落ちる前にテントを張ったら食事の準備。焚火を囲んでのんびり夕食。

クライミングの疲れと、温かいご飯と、ほろ酔いで眺める焚き火。あぁしあわせ~◎

さぁ明日に備えて早めに寝ましょう。おやすみなさーい。