鳳来クライミング旅(2)
鳳来クライミング2日目。
急な山登りの末に辿り着いたのは白い岩。穴だらけ。すべてのホールドがポケット。これは難しそうだ…。しかも上部はカブってる!
ポケットだらけで、気が抜けない課題ばかり。おかげで登ってる写真は1枚も撮れませんでした。
ポケットの深さが、指を入れてみないとわからない。
この穴か? うわっ浅い! こっちの穴は? こっちも浅い! 隣の穴は? これもダメー!
…一手進むのに、何手必要なんだ。ストレスフル。でもガバポッケを見つけた時の快楽が半端ない。
そんな中毒性のある岩でした。大変だったけど楽しかったので、あっという間に帰る時間になってしまいました。また来よう!
「シダがきれいだねー」と言ったら、
「ウラジロだよ。知らないの?」と言われてしまった。
知らない…。有名なの?
「鏡餅についてるじゃん、あれだよ。二股になっていて、縁起がいいんだよ」
鏡餅にシダ植物? ついてたっけ???
あとで調べたら、ウラジロには悪霊を払う霊力が宿っていると信じられていて、合戦の時の兜にあしらわれたりするそう。
2対の葉の葉先がお互いに向き合っているため「夫婦和合」の意味もあるそうです。おぉ結婚記念日にぴったりだね!
今年は遊ぶ!毎月クライミング旅に出かけるぞ!と小豆島・紀伊半島・鳳来へと出かけてみて、わかったこと。
■ 月イチでの旅はキツイ。
旅の余韻に浸ってる間に次の旅が来てしまう。それが何となくもったいなく感じる。それに気忙しくて、なんかキツイ。
■ 月イチだと旅の特別感が薄れる。
結果、旅は2ヶ月に1回くらいがちょうど良いのでは?という結論に達しました。なのでキヨコは来月は出かけません。
しかしユウさんは月イチ旅を続けるようで、4月は広島、5月は北海道へと登りに行く予定だそうです。あらそう、行ってらっしゃいませー。