伊勢神宮に行ってきました(1)

キヨコひとり旅伊勢神宮に行ってきました(1)

10/9(水)-10(木)、両親を温泉旅行に連れて行こうと計画していたのですが、直前になって母のリハビリの先生から「旅行はもう少し先の方が安心かなー」と言われ、計画は来年の春に延期になりました。

うーむ、2日間予定が空いてしまった。ユウさんは5日間不在なので…、ひとり旅にでも出ちゃおうかな! よし。ずっと前から行ってみたかった伊勢神宮へ行っちゃおう!

JR参宮線の車窓から

冷たい雨が続く寒い東京を出て、三重県に入るとスッキリ青空!

ちょうど2週間前に伊勢神宮に行ったカワちゃんが「参拝の後、時間を持て余して困った」と言っていたので、それならば!と江戸時代の参拝方法を再現することにしました。

伊勢神宮は「外宮」→「内宮」の順にお参りするのが習わしですが、江戸時代は
①「二見興玉神社」を参拝して
  二見浦で身を清める
②「外宮」をお参り
③「内宮」をお参り
④「内宮」の裏山の
  宇治岳道を登り朝熊岳金剛證寺を参詣
の順で回るのが最も吉とされていたそうです。

単線、二両編成の電車で到着

自宅を出て5時間半で二見浦に到着。ちょっと曇り空。

「二見興玉神社」を目指してお散歩です。平日だからか人影少ない街道をぶらり旅。

渋いおまんじゅう屋さんを発見

朝ごはんは あんまん だったけど、
おまんじゅう2個いただきました。

渋い塩ようかん屋さんも発見。

食べ歩き羊羹、めちゃうま◎

古い街並みを歩くのはタイムスリップしたような気分。しかもあんこ好きにはたまらない老舗名店が2店も◎ なんていい道!

五十鈴勢語庵」の塩羊羹が、この旅で食べたものの中でいちばん美味しかったです!

「二見興玉神社」に到着。神さまにご挨拶。

海に触れて、身を清める

有名な「夫婦岩」 意外とこじんまりでした。

さて、清まった体で「外宮」を目指します。電車で5分。単線だから なかなか電車来ないけど…。伊勢神宮どんなところなのかな~♡ とワクワクするのに ちょうど良い待ち時間。

伊勢市駅で下車。駅前から参道が始まってる!

参道の途中で抹茶の誘惑に負ける。
今日はあんまん・まんじゅう・ようかん・赤福しか食べてない…。

「外宮」に着きました!

鳥居をくぐると空気がひんやりとして、別世界に入ったような感じがしました。

ゆっくり歩いて10分。あの有名な、白い布(御幌(みとばり))がかかる「御正宮」に到着。

感謝の気持ちでご挨拶してきました。

伊勢神宮は日本の神様の総氏神様と称えられる神社ですので、参拝は正装が基本です。

キヨコにとって正装は、カメロTシャツなのだ!

別宮も全部お参りして、外宮を堪能しました

「外宮」の外にある別宮「月夜見宮」

「せんぐう館」も見て、「月夜見宮」も行って大満足。胸がいっぱいです。でもお腹はすいてきた。そういえば今日は小豆しか食べてない気がします。

伊勢うどんを食べに行こう!

ネットで調べて有名店をいくつか回りましたが、水曜定休だったり、なんかピンと来なかったりして、最終的にまた参道に戻って来て気になっていたお店に入りました。

小柄なおばあちゃま(4代目)が一人で切り盛りする、昭和が漂うお店。

伊勢うどん、すっごく美味しかった!

注文しておばあちゃまが台所に入っていくと、店内に1組だけいたお客さんの男性から声をかけられました。

「お姉さんお姉さん!
お姉さんすごい! よくこの店入ったなぁ!
俺は年4回必ず伊勢参りしてるんだよ。この店は20年前からずーっと気になってたんだよ。それで今日やっと、今日やっと初めて入ったんだよ。20年かかったんだよ? それなのに、お姉さん初回かよ~! すごい。お姉さんすごい!」

そんなに感心されることでしょうか…。でもこの男性は私のことを何度も すごい すごい と言ってくれて、最後には「お姉さんの分まで俺が払うわ」と言っておごってくれました。

よくわからないけど…、ラッキー♡ ごちそうさまです。

この外観。初回で入るの すごいらしい。

「営業中」って書いてあるから、入っただけですけども。

行きたかったところ全部行けて、思いがけず夕飯もご馳走になっちゃって、大満足の一日。予約しておいたビジネスホテルへ行ってゴロリです。ちょっと疲れた。明日は4時起きなので、早く寝ます。

つづく