大阪・京都ひとり旅(1)

大阪・京都ひとり旅(1)モネ展に行ってきました!

カメロをタケル君とあんちゃんに任せて、プチひとり旅してきました。どうしても『モネ展』に行きたかったのです。

1月に上野で開催されていた『モネ展』に行く予定だったのですが、1月8日に母が倒れて、それどころではなくなってしまったのです。

仕方ない。でも。行きたかったなぁ…。
あきらめがつかなくて、公式サイトを眺めては溜め息をつく日々。

そして見つけた「東京展は閉幕しました。大阪展は2/10に開幕します。(5/6まで)」の文字。

なんですって!? これは行くしかない。

キヨコは美術館や博物館に全く興味がありません。でも読書家テッシーが貸してくれた小説『たゆたえども沈まず』を読んで、初めて「本物の絵が見てみたい」と思ったのです。

画家ゴッホの、とても暗いお話です。でも読み終わった後に押し寄せるのは、ひたすらに「美しい」という感情。暗く悲しくても美しさが満ちている。この人の描く絵を見てみたい。それで初めて自らの意思で美術館(国立西洋美術館)に行ってみたのです。

本物が放つエネルギーはやっぱりすごかった。芸術とか全然わからないし知識もないし、何がすごいのかもわからないけど、何かが超絶にすごい。圧倒され釘付けになりました。

その時もうひとつ私を釘付けにしたのがモネの「睡蓮」でした。モネの絵は“すごい”とかじゃなく、とにかく“好き!”。すごく好き。だから『モネ展』どうしても行きたかったの♡

読みかけだったモネについての小説『ジヴェルニーの食卓』を新幹線の中で読み終えました。

白いひげをたっぷりと蓄えたモネと、助手を務める義理の娘の物語。誰かを大切に想うときの温かさが時空を超えて伝わってくるお話でした。

大阪中之島美術館に到着。『モネ展』大混雑でした。でも(もしかしたらダメなのかもしれないけど)3往復しました。最高だった♡

力強い「睡蓮」

まるで花が飛び出しているように見えるの

これも「睡蓮」

こちらは「藤」

モネの絵は、淡い色が好き。雲が好き。水面が好き。70作品堪能しました。

あー、幸せです。感動です。この夜は新大阪駅近くのビジネスホテルに泊まりましたが、胸いっぱいでなかなか寝付けませんでした。

つづく