鳳来クライミング旅(1)
今年は遊ぶ!と決めたので、毎月クライミングトリップに出かけています(もちろんPCR検査で陰性を確認してから)。3月は愛知県の鳳来エリアに行ってきました!
朝6時に出発して9時過ぎには新城市に到着。しかし!トポ本を自宅に忘れてきたことに気づき、宿のオーナーにお借りすることにしました。
今日泊まるのはクライマー宿『 evergre2n 』。クライマー夫婦が運営する素泊まり宿で、1泊3000円。しかも目標のルートが登れたら(RPしたら)宿泊費半額!というサービスもあり、めちゃお得です。
立ち寄ると、トポと共に自転車も貸してくださいました。岩場までのアクセスがとってもラクになりました。
透き通った水が息をのむほど美しい。ここで一日のんびりしてもいいかも~と思っても、ユウさんはどんどん進んでいきます。
岩場までのアクセスはいつも不鮮明。ケモノ道のような心もとない道を辿ることが多いのです。鳳来の岩場も峡谷から逸れた道に入った途端、距離感がわからなくなりました。これ本当に道なの? まだ着かないの? もう結構歩いたよ? 道 間違ってるんじゃないの? と うるさいキヨコ。山岳ガイドの夫をもっと信じなさい。
やっとたどり着いた岩場は森の中にありました。下部はスラブ、中間は垂壁、上部は前傾していて、ゴール付近は傾斜を乗っ越す、フルコースな岩。
ホールドはポケットが多いので、パンプしそうだな…。
1ピン目のクリップが非常に高い、そしてグレードも5.11以上がメインのため、中上級者向けの岩場です。キヨコは2本、ユウスケ3本登りました。
午後はさらに上の岩場へ移動。そこも難しい課題しかないのでユウさんの本気トライ1本で本日終了。
ユウさんの本気トライは失敗に終わりましたが、すごく面白い課題だったみたいで大満足◎ でも指が痛い!ほとんどのホールドがポケットで、そのポケットの縁がめちゃめちゃ鋭いのです。今日は早めに撤収しよう。明日のトライのために指皮温存じゃー。
温泉に入って、食事して、宿へ。築110年の古民家は薪ストーブから湧き上がる甘い煙の香りが満ちていて、あぁ落ち着く…。気持ちよい疲労感の夜。それぞれ持ち寄った本を読む静かな夜。いいねぇ。
あれ、今日って…結婚記念日だ。お祝いは? …ま、いっか。