与論島 ひとり旅(1)

5月に休暇をいただき旅してきました。自分用備忘録です。

与論島で苦手に挑戦!がんばれ私

キヨコは泳げません。
保育園の頃からプールが苦手で、小・中・高校の水泳の授業は地獄でした。
泳げないだけでなく、泳いだ後の疲労感が命の危険を感じるほどのレベルなのです…。プールの後の授業は座ってるだけでもしんどい。ましてや部活なんて自殺行為です(でも欠席が許されない厳しい部活だったので命懸けで頑張ってました。えらかったなぁ私)。

だからプールは嫌い。泳げない。
お風呂に潜るとかも無理。水 怖い。
でも海は好き♡ 海を眺めてるのが好き。海の写真も好き。人魚のように美しく泳ぐ人の映像を見るのも好き。

いつか私も、あんな風に泳げたらなぁ…(無理だけど。)

そんな私が偶然手にした与論島のパンフレット。その海の美しさに思わず「私ここに行く! 泳ぐ!」と決意してしまいました。そのままの勢いで飛行機を予約。宿も予約。スキンダイビングの講習も予約してしまったのです。

5/22(月)~25(木) の3泊4日のひとり旅。泣かずに帰ってこれるかな?

台風発生!天気予報は降水確率90%&100%

えっ! 飛行機着陸できないかもなの?

出発の2日前に台風が発生。
天気予報は100%雨。まじかー。
飛行機は「着陸できない可能性が高い」と何度も機内アナウンスあり…。

でも私は信じてる!だいじょうぶ!
私はあの青い海で泳ぐのだ!

飛行機からは雲しか見えない…。

さぁ着陸…あ、雨降ってなさそう!

着陸できたー! 風は強いけど、雨降ってないぞ♡
滑走路を歩いて空港へ。

無事に着陸できました。良かった~◎

予約したのは『スキンダイブ★ヨロン』コバヤシさんのマンツーマン講習。
事前にもらった2時間の映像教材で、ばっちり予習してきました。
空港でコバヤシさんが待っていてくれました。まずは宿へ行きチェックインしたら、海へ直行。さあ実技講習です。

空港から10分ほどで海。来島の喜びに浸る時間なし。

スキンダイビングは、酸素ボンベをつけずに自分の呼吸だけで潜るダイビング。しっかり学ばないと命を失うこともあります。

まずは陸上で動画講習の復習を兼ねた講義を1時間ほど受け、ウェットスーツを着て、いざ海へ。

という段階でワクワクしてた心が急下降。やっぱり水が怖い…。でも、せっかくここまで来たんだから、頑張れ自分!

葛藤する心。
ここで甘い言葉をかけないコバヤシさんのスパルタ特訓がありがたかった。もし優しい言葉をかけられていたら、逃げていたかもしれません。

スキンダイビングでは潜る瞬間の体の角度が大事ということで、その感覚を掴むためにまず練習したのが でんぐり返し。最初は波打ち際で、慣れたら少しずつ深いところへ。最後は足のつかないところで。

難しかった…。でんぐり返しはできるけど、水への恐怖でカラダがうまく動かない。緊張で体がガチガチ。

その後の潜る練習も、呼吸を意識すれば姿勢がNG、姿勢を意識すれば手がNG、手を意識すれば脚がNG、脚を意識すれば目線がNG、というような、もう本当にセンスない感じでしたが、愛あるスパルタ特訓のおかげで、ちょっとだけ潜れるようになりました。

本当は耳抜きの練習もする予定でしたが、それ以前の段階で時間がかかりすぎて、本日のレッスンは終了。

陸に上がると体が重い…。重力、そして異常な疲労感。血の気が引いて視界が暗くなっていく。これは…プールの授業の後に感じていたあの疲れ、あれだ。…いや、あれよりキツイ。

やばい予感しかしない…。早く帰ろう。
コバヤシさんに水着のままで宿に送ってもらい、そのままシャワールームに直行。扉を閉めた途端へたり込んでしまって動けなくなりました。あぁ、意識が飛びそう。必死の思いで蛇口をひねったところで ほぼ気絶。無の状態がたぶん30分以上続き…でも熱いシャワーを浴び続けたおかげで意識が戻って、気力で着替えて這うようにしてベットへ。

あぁ もう動けない。これ本当に死ぬかも。
大げさじゃなく本気で命の危機を感じました。
大切な人に「死ぬかも」とメッセージを送り…、はっと気づいたら2時間経過してました。また気絶?いや、深い睡眠だったようです。

あ。少しだけ体が動かせる。
寝てちょっと回復したのかも。
死なないかも!!!

大切な人に「生きてます」とメッセージを送ると、「無理しないように。本当にキツかったら途中で辞めますって言いな」と返事が。ユウさんありがとう。

きっと何か食べた方がいい。充電2%くらいの体で よろけながら食事に行き、もずく丼とグルクンのから揚げを食べました。

明日は雨予報100%なので、スキンダイビングの本番は明後日に延期。脳内の円グラフは「やっぱり辞める9割・がんばる1割」だけど…、とりあえず 明日 体を休めてから決めよう。

おやすみ♡自分。死ななくてよかった◎

疲れすぎて全く味を感じなかった。

→ 与論島ひとり旅(2)へ